自己紹介する時によく聞かれる質問。
『高専ってどんなところ?高校と何が違うの?』
高等専門学校(高専)とは、、、
実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関です。
全国に国公私立合わせて58校あり、全体で約6万人の学生が学んでいます。
高等専門学校(高専)について:文部科学省
そんな立派な技術者になっている自信はないですが、、、笑
それでは、紹介していきまーす!
5年間の学生生活
ここが高校と違うところ!
高専は、5年間通って一般科目と専門科目を学びます。技術者になるために、みっちり専門知識を叩き込まれました。(後述)
5年間同じクラスだから、社会人になった今でもめちゃくちゃ仲良しです。
男女比率は、僕の学科は男子50%:女子50%で共学のような感じ!
別の学科になると、男子98%:女子2%くらいでしたね、、、
#青春とは?
※ミニ情報:僕の通っていた高専は、3年生まで制服で、4年生から私服になりました。
専門教育に特化
授業では、実験や実習を行うことが多く、専門性に特化した技術者の育成を行っていました。
さらに、5年生になると研究室に配属されて大学生と同じように卒業研究を行い、テーマを決めて実験などを行い成果を報告しないと卒業できません!!!
(夜中まで研究室に残って論文を書いた思い出が、、、懐かしい。。。ちゃんと計画的にやっておけばこんなことは起こるはずもありません。)
学科は、各学校ごとに異なり、工業系の学科は
- 機械工学科
- 電気工学科
- 電子制御工学科
- 情報工学科
- 物質工学科
- 建築学科
- 環境都市工学科 などなどあります。 その他にも、商船学科などもあります。
またどこかで、記事にしようかなあと思ってます。
高い就職率
なんといっても高専といえば、これ!!! 就職率100%を全面に押し出してました。
いわゆる大手企業から多くの求人が来ます。更に、卒業生が説明会に来ていただけるので、会社内の事も気軽に伺うことができます。
企業毎に違いますが、高専枠という高専生を採用する枠を設けている企業もあるとのことです。
※ミニ情報:僕が通っていた高専も就職率100%でした。しかし、後輩が就職しなかった猛者がいると風の噂が、、、、笑
専攻科
高専すら知らないのに専攻科って何?と思われると思います。
専攻科は、本科5年間を卒業後、更に2年間より高度な技術教育(特に研究)を行うために高専に通うことです。
専攻科を修了すると、大学学部と同じ学位を得ることができます。(大学卒業と同等)
他にも大学に編入する事も可能です。(私は、編入に失敗して専攻科に行って、そこから大学院に入学しました。)
R4年度の卒業者に対する就職・進学の割合は、
就職:56% 進学:40% あれ、、、ここでは、触れないようにします。
学校毎に就職・進学の割合は全く違います。私の通っていた高専では、就職:90% 進学:10%くらいでしたね。
関東などの方だとR4年度のような割合になると、関東の方の高専生に伺いました。
※ミニ情報:専攻科から大学院に行く割合も低かったです。進学:5%程度でした。
高専のことをわかっていただけたら嬉しいです。
最近は呪術高専のおかげで少し認知度が高くなったかなと思ってます。
気になることがあったら気軽に質問ください。 以上です。
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